【中野区】学校の『一足制』をご存知ですか?上履きが不要⁉︎新しくできた小学校で始まった下駄箱の無い校舎。
中野区の南寄りにある中野区立みなみの小学校。令和2年9月から弥生町4丁目(神明小学校跡)に移転し新校舎でスタートしました。ピカピカでオシャレな校舎は子どもたちにも好評のようです。
新校舎の新しい取り組みの一つに『一足制』があります。上履きへの履き替えを無くし、下駄箱も無くすことで、履き替えの手間や時間を短縮しスムーズな活動ができる点や、災害時にスムーズな避難・誘導が可能になったり、靴箱スペースが無くなりバリアフリー化が進んだりと、多くのメリットが期待されます。
一方で、別途体育館履きが必要だったり、雨の日は校内がビショビショになるのではと衛生面等の懸念もあります。現在学校では、雨の日は、足ふきマットを置いてしっかり拭いてから入るようにする、すごくビショビショな場合は上履きに履き替える(体育館履きとして、上履きを持参しているとのこと)などで対応しているようです。
子どもの頃は小学校の下駄箱(昇降口と呼んだりもしましたね)の記憶がよくあります。それが無いというのは筆者としては違和感がありますが、新しい取り組み、新しい校舎での取り組みに期待ですね。
なお、一足制は令和2年度より新校舎としてスタートしている、「みなみの小学校」と「美鳩小学校」で現在実施されていて、今後令和3年度には「中野第一小学校」、「中野東中学校」、令和4年度以降には 「令和小学校」「南台小学校」等と今後増えていく予定とのことです。
一足制については中野区議会の資料より確認いただけます。
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