【中野区】集中豪雨に耐えた妙正寺川。大雨に備えた環状七号線地下巨大トンネル(調整池)が機能していたようです。

中野区内には神田川、善福寺川、妙正寺川、江古田川が流れています。

妙正寺川中野区を流れる妙正寺川(松が丘)。10月12日は川の水が、相当上まであがってきていました。

妙正寺川は、約9.7㎞、善福寺川は、約10.5㎞の一級河川ですが、過去、集中豪雨や台風の際に、流域での浸水被害発生を繰り返してきました。3000戸以上が浸水した年もあったそうです。

そのため被害を防ぐ方策が取られてきました。
・護岸の整備や河床の掘り下げ工事を実施(2009年度完了)
神田川・環状七号線地下調節池※(2008年3月完成)
 ※集中豪雨などの際に、増量した河川の水を地下に貯め(取水)周辺地域を洪水から守る施設(内径12.5m 全長4.5㎞ 最大貯水量約54万㎡)

詳しくはこちらをご覧ください↓
神田川・環状七号線地下調節池(中野区HP)について
妙正寺川・善福寺川の河川激甚災害対策特別緊急事業について

先日の台風19号(2019年10月12日関東上陸)の際も、過去にない豪雨になるとのことで、避難準備をした方、土のうを積んだ方もいらしたはずです。中野区設置の監視カメラライブ映像をご覧になって、水量がどんどん増していく状況にはらはらしていた方も多かったと思います。

河川の水位上昇

(イメージです)

降雨が激しくなる中、10月12日の夕方から調整池への取水が始まっていたのだそうです。ライブ映像を見ていたのですが、それまで上昇を続けていた水量が夕方から確実に減っていったのです。

ツイッター上でもこのような発信をしてくださった方がいました

10年前に比べたらはるかに安心になっているようです。本当にありがたいですね。しかし、油断は禁物です。今後、過去に経験のない集中豪雨、台風がくるものだと覚悟して、準備をしてきましょう。

 

 

(ぺこ)

おみや

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